テクノロジーとイノベーション

「テクノロジーとイノベーション」という本を読みました。テクノロジーとは何か?ということを理論的に考察し、テクノロジーの構造と進化、経済との関係性などを議論しています。 本の帯に「われわれは彼の理論にもとづいてJavaを投入した(E・シュミット;Go…

Makersの衝撃

クリス・アンダーソン氏の”Makers”という本を読みました。著者は物理学を学んだ後、Nature誌とScience誌に勤務し、雑誌Wiredを立ち上げ編集長を務めていました。最近、Makersを書く元になったものづくり”3Dロボティクス”(ラジコン製作会社)に専念し、Wiredは…

2100年の科学ライフ

正月休みを利用して興味深く読みました。著者(ミチオ・カク氏)は、「超ひも理論」専門の理論物理学者。科学の普及活動にも熱心でアメリカのTV番組(ディスカバリーチャンネル)にも出演しているようです。ちなみに日系アメリカ人3世だそうです。世界のトップク…

ビジョナリーカンパニー3 〜衰退の五段階〜

ビジョナリーカンパニーシリーズの第三段です。英題は "How the mighty fall." これまでは「いかにして偉大な企業になるか」に焦点を当てていたのに対して、今回は「偉大な企業」が衰退してしまうのはなぜなのか?に焦点を当てています。 これまでの作品と同…

日本の未来について話そう

「日本の未来について話そう」という本を読みました。65人の著者が執筆、マッキンゼーが編集したものです。ロッテの元バレンタイン監督やサッカーの岡田監督も登場します。東日本大震災の後(2011年7月)に出版されていますが、震災前から出版準備をしていた…

Power Sleep 〜クオリティ・オブ・ライフ向上のための睡眠学〜

とあるキッカケで「シモンズ」というベッドメーカーのサイトを見ている際、 「眠りの科学」を記した"Power Sleep"という本があることを知りました。 著者は、心理学博士。シモンズUSAの技術顧問。 http://www.simmons.co.jp/learning/sleep/best.shtml 常々…

巷説百物語

京極夏彦さんの「巷説百物語」を読みました。 以前、百鬼夜行シリーズを読んで以来の京極本です。 百鬼夜行シリーズは、どれも分厚く「レンガ本」などと呼ばれているようですが、 今回は短編小説、サクサク読めます。 百鬼夜行シリーズでは、妖怪の仕業に見…

座右の古典

京都大学で火山学専攻の鎌田浩毅先生の「座右の古典」を読みました。 50冊の古典を紹介、6page/1冊です。本の内容の解説に加え、 鎌田先生が本と向き合って何を想ったか、 どのように生き方に活かしてきたか、 が率直に書かれており興味深いです。理系人間の…

感謝ノート

以前から気になっていた、 「ハーバードの人生を変える授業」 ダン・ベル・シャハー(成瀬まゆみ 訳) を読み始めました。 著者は「ポジティブ心理学」をハーバード大学で教えているそうです。 本書はワーク形式となっており、実際に頭と手を動かし実践する…

昭和史(1925〜1945)

先日、ライフネット生命の出口社長の講演会に参加した際に、出口社長が紹介して下さった『昭和史(1925-1945) 半藤一利:著』を読みました。日露戦争の後、太平洋戦争がはじまり終戦を迎えるまでの歴史が描かれています。↓出口社長の講演会、ちきりんさんと…

評価経済社会

「評価経済社会(岡田 斗司夫)」を読みました。 かなり示唆に富む本です。 時代の先を行く内容ですが、最初に書いたのが1995年というので驚きです。 諸所で言われているように、インターネットにより、世の中の仕組みが大きく変わってきています。「第三の…

Physics for future presidents

「今この世界を生きるあなたのためのサイエンス」を読みました。 原著名は"Physics for future presidents." こちらの方が内容とマッチしています。 カリフォルニア大学バークレー校での文系学生向けの物理学講義をまとめた本です。 現実社会でリーダーが意…

経済危機のルーツ

ちきりんさんのブログに紹介されていた、 「経済危機のルーツ」野口 悠紀雄 を読みました。 http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20110118経済危機のルーツ ―モノづくりはグーグルとウォール街に負けたのか作者: 野口悠紀雄出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売…

上司取扱説明書

「上司取扱説明書」という本を読みました。 ちょうど上司との関係性で少し苦労しており、どうしていこうかなあ、 と悩んでいたところでしたので、タイムリーな内容でした。 上司取扱説明書―MBA流ボスマネの極意作者: 藤野祐美出版社/メーカー: 同友館発売日:…

自由であるということ

先日”ちきりん”さんの「ゆるく考えよう」という本を読みました。”おちゃらけ社会派”を自称する「Chikirinの日記」というブログの筆者の本です。 http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/ちきりんさんのブログは、 世の中のことを、ちょっと違う角度から分析、考察し…