BOND卒業

随分時間が経ってしまいましたが5月のスタディ・ツアーに参加し、Business Plan (BP)のプレゼンテーションを行い、6月に無事卒業しました。途中ペースダウンしたため卒業まで2年9カ月かかりました。


BPプレゼンはパートナーがどうしても参加出来ず、ビデオ録画を使ってプレゼンテーションをしました。佳境の時期にパートナーと半音信不通となってしまい、直前二カ月ほどヤキモキしてしまいましたが、何とか完成させることが出来ほっとしています。Business Planの内容は小さなものですが、現実的なプロセスを組めたと思います。立派なPlanではないかもしれませんが、プレゼンを含めベストは尽くせたと思います。


卒業後、私生活が慌ただしい日々でしたが、ようやく落ち着いてきました。改めてBONDでの学びを振り返ってみました。


・考え方、視点は変わりました。自分で考え議論することで、ものごとをより広くより深く考えるようになったと思います。個人的には知識詰め込み系の科目(Financeなど)よりも、モヤっとした科目(Value Based Marketingなど)の方が、学びが多かったように思います。成績とは比例しませんが。


・これまで気づいていなかった自分の強みや傾向に気付くことが出来ました。学ぶことが好きで教えることも好きなのだと気付きました。スタディ・ツアーで過酷なスケジュールで学んでいても、体力的にはつらかったですが、メンタル的には全くつらさはなく、むしろ楽しかったです。ホテルで友人に科目を教えたこともありましたが、結構楽しんでいました。

また情報を整理することも比較的得意なのかなと気付きました。RTOCSをはじめディスカッションで鍛えられましたが、混沌とした情報をまとめて、要点を抽出するのは割と得意なのかもしれないと思いました。


・BONDの学友を得たことは大きな財産です。特にスタディー・ツアーでご一緒した方々とは強い絆で結ばれています。一週間という短い時間ですが、古くからの友人のような繋がりを感じています。そう頻繁に会うことはありませんが、一生付き合っていきたい仲間達です。


・BOND前後で社内のポジションは変わっていませんが、働き方は変わってきていると思います。従来は”How”を考え行動するばかりでしたが、今は”What”を創出し決断しようと意識して行動するようになりました。


大前学長は「MBAはビジネスに必要な知識だが、これだけでは突出することは出来ない。だからこそ、こういうものは早く身に付けた方が良い」ということを仰っていましたが、今ならこの言葉を自然に受け止めることが出来ます。何か特別なものではないけれど、かといってバカにしたものでもない。活かすも殺すも自分次第。


BOND卒業は終わりではなく一つの通過点で、むしろ一つのスタートだと実感しています。今の環境の中でまず一歩を踏み出すこと、ここが新たなスタートになるかもしれないと思っています


BONDの学友の皆さま、事務局の皆さま、先生方、これまでありがとうございました。