座右の古典

京都大学で火山学専攻の鎌田浩毅先生の「座右の古典」を読みました。
50冊の古典を紹介、6page/1冊です。

本の内容の解説に加え、
鎌田先生が本と向き合って何を想ったか、
どのように生き方に活かしてきたか、
が率直に書かれており興味深いです。

理系人間の視点で書かれており、共感する部分が多いです。

科学のアウトリーチ(専門的な内容を一般の方に分かりやすく伝える)に
力を入れているだけあり、非常に明快で分かりやすい文章です。


本の帯に『京大No.1講義カマタ教授』という謳い文句が書かれていますが、
きっと面白い講義をされているのでしょう。

それにしても、理系の教授でありながら古典にも、
これだけ造詣が深いというのに感心してしまいました。
やはり京都大学の人間・環境研究科(いわゆる人環(ジンカン))は
変わった先生が多いのでしょうか。

http://www.gaia.h.kyoto-u.ac.jp/~kamata/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8E%8C%E7%94%B0%E6%B5%A9%E6%AF%85

解説を読んで気になった本を、実際に読んでみようかと思っています。

座右の古典 ―賢者の言葉に人生が変わる

座右の古典 ―賢者の言葉に人生が変わる