秋保温泉の魅力

先日、宮城県の秋保(あきう)温泉に行ってきました。仙台駅から西に車で40分ほど行ったところにあります。秋保温泉の歴史は古く、6世紀の欽明天皇時代まで遡るようです。このときに天皇から「御湯」の名を賜ったとのことで、「日本三御湯」とされています。戦国時代には伊達正宗も隠れ湯として利用していたとか。

周囲には磊々峡(らいらいきょう)という渓谷や、秋保大滝など自然が豊かです。域内にある15軒ほどの温泉宿は名取川沿いに位置し、秘湯の雰囲気も醸し出しています。

伝承千年の宿「佐勘」を利用しました。歴史ある宿のようで施設も充実しています。温泉は大浴場、伊達正宗の湯浴み場を再現した名取の湯、名取川を眺める露天風呂の河原の湯、の三種類があります。どのお湯も歴史を感じさせながら清潔感もあり、気持ちよく利用することが出来ました。
お料理は海のもの、牛タン、すき焼き鍋を頂きましたが、どれも申し分ありませんでした。食後は宿内にあるワインバーに繰り出し、大満足。機会があればまた利用したい宿です。
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一泊した後、磊々峡(らいらいきょう)と、秋保大滝を見て回りました。河口では大河となる名取川もこの辺りでは川幅も狭く、まさに渓谷です。大きな石もゴロゴロ。

秋保大滝に向かう途中の光景。もののけ姫が出てきそうな雰囲気です。

東北には秋保温泉の他にも魅力的な温泉が多くあるようです。別の温泉も訪れてみたいと思います。