英語科目(数字系)の学習法

先週末にManagerial Finance、今週末にLeadershipの最終試験を受け少し落ち着きました。

Adrian先生担当の3科目(BAM; Business Analysis Method、Economics for Managers、Managerial Finance)の受講を終了しました(まだ結果は出ていませんが)。先輩や受講生の話を聞くと、結構苦労されている方が多いようなので、参考までに私の勉強方法を紹介しておきます。経済学やファイナンスは素人でっしたが、何とか対応出来たと思います。


1. 講義資料をプリントし、全体をざっと眺める。
この段階では、何について学ぶ科目なのかを理解します。結局ビデオ講義は一つも見ませんでした。これらの科目に関しては、基本的には本を読めば分かるので時間短縮のため省略しました。

2. 関連分野の日本語書籍を購入し、ざっと読み概要を理解する。
もう少し掘り下げて理解します。細かい計算は気にせず、論理を理解することに努めます。指定の英語教科書でも良いのですが、私は時間短縮のため日本語の書籍を活用しました(実際に使った本は後で紹介します)。この段階で講義資料も参照したりもしました。

3. 出来るだけVirtual Classに参加し、間違えても良いのでなるべく発言する。
Adrian先生のVirtual Classはよくデザインされており、内容の理解が深まるよう例題を交えて解説をしてくれます。講義資料や本を参考にしながら、例題への回答を発言します。間違えたら間違えたで理解が深まります。

4. 毎週の課題(Apliaを使った練習問題)に取り組む。
講義資料と本を使って回答していきます。なかなかボリュームがあり割と時間を取られるので、コツコツ少しずつ進めていきました。

5. 試験前にアップされる、模擬問題を解いてみる。解答例を読み内容を理解する。
試験問題や解答方法に慣れるのはもちろん、色々な視点を組み合わせた問題が設計されているので、内容の理解が深まります。この段階と試験本番中に、必要あれば指定の教科書を参照する。辞書変わりに使う。
BAMの場合はエクセルの使い方に慣れておくと試験中に楽。Adrian先生がアップしてくれるエクセル使い方講義、とグーグル検索を活用して使い方に慣れる。

AccountingはVirtual Classには参加しませんんでしたが、似た方法で乗り切りました。


ポイントは、
・まず全体を把握することに勤める
・講義資料などを何度も繰り返し見て、少しずつ細かいところを理解出来るようにしていく
・日本語の書籍を活用し、内容理解に努める
・課題はコツコツ少しずつでも進めていく
といったところでしょうか。


学習の途中でわからないところは、先生にメールで質問するかAir Campusに投稿すると良いと思います。先生にたまにメールすることはありましたが、Air Campusへの投稿文書を作成する時間が惜しかったのであまり活用しませんでした。他の方の投稿もほとんど読みませんでした。。。


どの科目も結構ボリュームがあり、特に数字を扱うことに抵抗感がある人にはタフな科目だと思います。しかし学ぶ内容は興味深く、実際の仕事や私生活にも役に立つ内容なので、興味を持って取り組めば乗り切れるはずです。

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★BAMで使った参考図書
・マンガでわかる統計学
統計学で何を学ぶかを理解するのに適しています。マンガといって侮れません。

マンガでわかる統計学

マンガでわかる統計学

・ビジネス統計学
講義で学ぶ内容と同レベルの内容が記載されています。翻訳本ですが比較的読みやすかったです。全ては読まず関連する箇所だけ読みました。

ビジネス統計学【上】

ビジネス統計学【上】


★Economics for Managersで使った参考図書
・マンキュー経済学

マンキュー経済学〈1〉ミクロ編

マンキュー経済学〈1〉ミクロ編

マンキュー経済学〈2〉マクロ編

マンキュー経済学〈2〉マクロ編

指定教科書の日本語翻訳版です。この本は教科書ですが所々深い洞察がある上、非常に平易に記載されています。著者は本当に頭が良い方なのだと思います。英語版を読めば良いのですが、手抜きのため日本語版を読みました。


★Managerial Financeで使った参考図書
・道具としてのファイナンス

道具としてのファイナンス

道具としてのファイナンス

タイトルの通り、ファイナンス理論をどのように実践に活用するかに主眼がおかれています。著者自身が日産で財務担当されていたようで、噛み砕いた文章で非常に分かりやすいです。


★Accountingで使った参考図書
・ゼロからはじめる英文会計入門

ゼロからはじめる英文会計入門

ゼロからはじめる英文会計入門

Accounting受講前は「簿記って何??」というレベルだったので、本当の基礎的な知識を学びました。講座前半はこの本で対応しました。

・決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法

決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)

決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)

財務三表(損益計算書貸借対照表キャッシュフロー計算書)の中身と三つの繋がりを解説しています。財務諸表の全体を捉えており、理解が深まります。最近流行りの「パッと見てわかる・・・」系の本より、よっぽど分かりやすいと思います。