2k540にて木製i-phoneケースを購入

東北関東大震災から10日立ちました。


被災地ではまだまだ被害の全貌も分からず、
避難された方々は避難所から戻ることもままならず、
福島原発の状況も不安定、
関東地方は計画停電のために大混乱、
という状況です。


寄付をすること以上に自分に出来ることがなかなか見つからずもどかしいですが、
こんな時こそ外食してモノを買って消費をすることも、経済活性化に対する貢献の一つかと思います。


ということで、2010年に秋葉原御徒町の間の高架下に出来た"2k540"に行ってきました。
http://www.jrtk.jp/2k540/


JR御徒町駅から、下町風の高架脇を秋葉原駅に向かって歩いていくと、
突然、新らしい白い壁の空間に出くわします。
一歩足を踏み入れると、工芸品、アトリエ、カフェが立ち並ぶ不思議な空間。
2k540というのは、東京駅からの距離2k540mを表しているようです。


2k540の一角にある、Hacoaという「木」を使った面白い製品を扱うお店で、
木製のi-phoneケースを購入しました。
革製のケースは良く見かけますが、木製のものは初めてみました。
i-phoneを手に取るたびに感じる木の感触が、何とも言えず幸せな気分になります。


i-phoneケースの他にも、木製のキーボード、USBメモリ、名刺入れなど、
心をくすぐるモノが数多く売られていました。

http://www.hacoa.com/contents/products/index.html
http://www.artgene.net/labo/theme/cat243/2k540_2.php



この2k540JR東日本が主導して開発しているようですが、なかなか面白い発想です。
このように職人さんのお店を一か所に集めて、
工房とお店を一体化させた、という試みは面白いと思いました。


お客さんにとっては、
・"made in Japan"で手作りの良いモノがまとまっている。
・職人さんが作っているところを見ることが出来る。
・職人さんと直接お話しが出来る。
・その場で作っているので、カスタマイズしてもらえる。
という利点があります。


また、職人さんにとっての利点は、、
・自分の好きなように店舗設計が出来、店づくりを含めて表現出来る。
・お客さんに職人の技術、こだわりを知ってもらえる。
・お客さんとの話からアイディアを得ることが出来る。
・高架下なので、製作する際に出る音を気にしなくてよい。
などなど。


さらに、JR東日本は、、、
・賃料が期待出来る。
・人気が出ればJR東日本のブランドが高まる。
・空きスペースの高架下を活用するので、場所代が安く済む。
といった感じでしょうか。


次第に人気が出てくるのではないかな、と思いました。
このところ「駅ナカ」が急速に発展してきましたが、
これからは「高架下」スペースを活用・リニュアールする動きが
進むかもしれません。