あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
あっという間に一年が過ぎて行きました。
昨年末には30歳を迎え、節目の年となりました。
またBOND-BBT MBAの受講を開始し、新たな方向に向かい始めました。
なかなかハードな日々ですが充実しています。
2011年も良い年にしていきたいです。


さて話題は変わって。。。
昨年末に、行列の出来る「女性向けの」ラーメン屋さんを訪れました(東京都 町田)。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1327/A132701/13025459/

食べログを見て高評価で気になります。

気になっていたのは、、、
1. 女性向けを謳っている割に、もう一つの売り文句は『ラーメン界の巨匠のもとで修行した』というもの。女性顧客にとっては割とどうでもよさそう。
(→売り文句に一貫性が見られない)
2. いくらヘルシーといっても所詮ラーメン。1000円出すなら、その辺りのカフェに行くのでは??
という点。このことから、「女性向け」と謳っていても実際はカップルがメインターゲットなんじゃないの?と思っていました。


実際に来訪。
店内は割と綺麗、各席に荷物置き完備、店員三人は全て女性、サラダとデザート付きのヘルシーセットを準備、ラーメンもあっさり目、と確かに女性を意識していそう。
お客さんを観察。席数は15席くらい。
サンプル数少ないですが、カップル・家族連れが4割、女性二人連れが2割、男性二人連れが1割、女性一人が2割、男性一人が1割(私)といったところ。
やはりメインはカップル客。


想像するに、
男性『たまにはラーメン食べたい!』
女性『でもラーメン屋は汚いし体に悪そうだし入りにくいし…』
男性『いやいや、あの店ならヘルシーだし女性に優しいよ』
女性『しょうがないわねぇ』
という感じでしょうか??
そうだとすると、女性のための〜〜というのは、免罪符というか言い訳のために準備しているともいえる。
男性の立場では、女性を説得するための文句に、女性の立場では自分を納得させるための言葉につかえる。
そして、ラーメン屋に行くことを提案するのが男性だと仮定すると、巨匠のもとで〜〜という売り文句が力を発揮する。
巨匠の〜〜で興味をひいて、女性の〜〜で心理的障害を取り除いて…ということ。

ここまでは、ある程度想定の範囲内

ただし予想外に女性一人客と女性二人連れが多かった(合わせて4割くらい=カップルと略同数)。
これは↑の仮説では説明出来なさそうです。

仮説 1) カップルで来訪した女性が気に入りリピーターとなる。
仮説 2) 女性でもラーメンを食べたい!という人が実は結構多い。
ただ、これまでは気になっていたが一人 or 女性連れでラーメン屋に入るのは敷居が高く(心理的抵抗が大きく)見送っていた。
「女性向けの〜〜〜」と謳った店が登場したことで、心理的抵抗が下がり行ってみようかな、という人が増えた。

女性一人のお客さんの中には中年の方もおり、仮説 1)の行動では説明出来なさそう。。。
仮説 2)が妥当なところでしょうか?? ちょっとまだ分かりません。


当初は「普段ラーメン屋で女性客を見かけることは少ないから、女性はラーメンを好きではないだろう」
という前提を基に仮説を立てていましたが完全に思いこみでした。
実際に観察してみることが重要ですね。

てなことを考えていたらラーメンの味を忘れてしまいました・・・